Eclipseのアクセス制限の解除方法


Posted on 2021/5/27 at 4:24


Eclipseで開発していると、「アクセス制限: ・・・は必須ライブラリー ・・・.jar で制限されているためアクセスできません」というエラーが出ることがあります。 これはEclipseはデフォルトでプログラムからアクセスできるクラスにアクセス制限をかけている為で、これを解除しなければいけません。

今回のエラー内容

今回出たエラーは具体的には

「Access restriction: The method 'AWTUtilities.setWindowOpaque(Window, boolean)' is not API (restriction on required library 'C:\Program Files (x86)\Java\jdk1.6.0_24\jre\lib\rt.jar')」

日本語化したEclipseでは「アクセス制限: 型 AWTUtilities のメソッド setWindowOpaque(Window, boolean) は必須ライブラリー rt.jar で制限されているためアクセスできません」

という内容でしたのでこの場合の対処法を解説します。

アクセスルールの追加

対象のプロジェクトを右クリックして「Build Path」>「Configure Build Path...」を選択します。

「Libraries」タブを選択して「JRE System Library」ツリーを展開すると、「Access rules」となっている項目があるので、それをダブルクリックもしくは「Edit」で編集画面に入ります。

「Add...」をクリックしてアクセスルールを追加します。

「Resolution」はAccessibleに、「Rule Pattern」にはcom/sun/awt/*を入力してOKします。

「Apply and Close」をクリックして設定画面を閉じます。

結果

エラーが解除されました。エラーの内容によってアクセスルールを追加すればそれぞれ対応できます。

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